社会福祉士とは?なり方、仕事内容、年収までご紹介します!

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社会福祉士
こんにちは、フリーライターのmioです。

みなさんは、社会福祉士をご存知でしょうか?

私は大学で社会福祉士の受験資格を取得しました。学生時代、学校で何の勉強をしているのか質問された時に「社会福祉士の勉強です」と答えても、「…何それ?」と言われることが殆どでした。

社会福祉士は、制定されたのが1987年と比較的最近なので、知名度が低いのは仕方ないのかもしれません。ある意味地味な職業ですし…。

しかし、社会福祉士は、誰もが起こりうる日常生活を送る上で支障が発生した際に、力になってくれる頼もしい職業なんですよ。

今回は、社会福祉士についてお話したいと思います。

社会福祉士とは?

社会福祉士とは、日常生活を送ることが困難な方の相談に乗り、悩みや問題を解決していく職業です。さまざまな専門知識を基に、相談者の悩みを浮き彫りにした後、問題解決に適した専門職と連携を取り、問題を解決していきます。

日常生活を送ることが困難な方とは、例えば高齢の方や、うつ病などの精神疾患をお持ちの方、何らかの障がいをお持ちの方、DVを受けている方、いわゆるゴミ屋敷に住んでいる方、ネグレクトを受けている未成年者などです。

そもそも、なんで社会福祉士って必要なの?

憲法25条では、下記のように生存権が定められています。

すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。

日本国民の誰もが、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利である生存権が与えられているのです。

先ほどお話した日常生活を送ることが困難な方は、健康で文化的な最低限度の生活を営めていない可能性が高いですよね。そういった時に、生存権を行使できるようサポートするのが社会福祉士の役目です。

社会福祉士は、生存権(人権)を守る上で重要な役割を担っている職業なのです。

どういった所で働くの?

社会福祉士が働ける場所は、主に介護施設、児童施設、障がい者施設、病院、学校、地域包括支援センター、施設紹介事業所など、多岐に渡ります。

働く場所の決め方ですが、私の学校では、大体の人が「高齢の方の役に立ちたいから介護施設で働きたい」などといった純粋な動機によって決めていました。

社会福祉士になるには?

社会福祉士になるには、まず受験資格を取得する必要があります。

受験資格は、下記の方法等で取得できます。ちなみに、私は4年制大学で取得しました。

  • 4年制大学で指定科目を履修する
  • 短大で指定科目を履修して実務1~2年を経験する
  • 指定施設で実務を5年以上経験する

指定科目は、下記の19科目になります。

  • 人体の構造と機能及び疾病
  • 心理学理論と心理的支援
  • 社会理論と社会システム
  • 現代社会と福祉
  • 地域福祉の理論と方法
  • 福祉行財政と福祉計画
  • 社会保障
  • 障害者に対する支援と障害者自立支援制度
  • 低所得者に対する支援と生活保護制度
  • 保健医療サービス
  • 権利擁護と成年後見制度
  • 社会調査の基礎
  • 相談援助の基盤と専門職
  • 相談援助の理論と方法
  • 就労支援サービス
  • 更生保護制度
  • 福祉サービスの組織と経営
  • 高齢者に対する支援と介護保険制度
  • 児童や家庭に対する支援と児童・家庭福祉制度
  • 参考:社会福祉興信・試験センター

    医学や心理学、社会学、相談業務や社会保障について厚生労働省監督のもとで学び、履修する必要があります。また、上記に加えて約1ヵ月半の実習をクリアしなければなりません。

    国家試験って、難しいの?

    社会福祉士の国家資格の合格率は約30%と言われています。マークシート方式ですが、社会保障等は年々改定されていきますし、範囲が多分野にわたりますので、意外と難しかったりします…。

    しかし、社会福祉士は国家資格を持っていなくても業務を行うことができる名称独占の資格です。国家資格には、名称独占と業務独占の2種類が存在します。医師や看護師は資格を持っていなければ業務が行えない業務独占の資格なのですが、社会福祉士の業務は誰でも行うことができます。

    余談ですが、社会福祉士の業務を理学療法士や介護福祉士など他分野の専門家が行っていることがよくあります。「じゃあ、社会福祉士を取得しても意味ないんじゃないの?」という声が聞こえてきてもおかしくない部分ですよね。複雑な心境です…。

    社会福祉士の仕事内容って?

    社会福祉士の主な仕事内容は相談です。しかし、施設によってバラ付きがあります。

    例えば、A高齢者施設で働いているAさんは相談業務に加え、利用者の送迎なども行い、コミュニケーションが積極的に取れるような仕事内容となっています。その一方で、B高齢者施設で働いているBさんは、相談業務と書類整理など事務方に徹するような仕事内容となっています。

    上記のように、同じ種類の施設でもその施設によって違いがあります。どうしても施設という組織の特性上、方針は異なりますので、仕方ないというか、これが普通です。社会福祉士の業務を他分野の専門家が行っているのも、施設の方針によります。

    社会福祉士の年収は?

    社会福祉士の年収は、地域や施設の種類によって異なりますが、おおよそ200万円〜600万円と言われています。新卒だと月15万円〜で年収300万円未満のところが多いかと思います。

    新卒の平均年収より低いですし、ちょっとがっかりした方もいらっしゃるかと思います。しかし、一見低いように見えますが、福利厚生が手厚い施設もありますので、一概には判断できません。

    まとめ

    社会福祉士についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
    ご質問やお気付きの点などありましたら、教えていただけますと嬉しいです(*^_^*)
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    本記事をまとめると、

    • 社会福祉士は人権を保護する職業
    • 社会福祉士になるには、受験資格を取得する必要がある
    • 試験の合格率は30%
    • 主な仕事内容は相談業務と他専門家との連携
    • 年収はだいたい200万円〜600万円

    といったところでしょうか。

    淡々とお伝えしましたが、私は社会福祉士をとてもやり甲斐のある仕事だと思っています!私が社会福祉士を志したきっかけなどもっと詳しいお話はまた別の機会でご紹介したいと考えています。

    それでは、次回更新をお楽しみに!

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